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終会
「終会〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
終会の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「党生活者」より 著者:小林多喜二
それは倉田工業で仕事をするためには、どうしても専任のものを一人きめて、それとは始
終会う必要があった。外で会っているのでは即刻のことには間に合わなかったし、又充分....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
十両の無尽を取り立ててその金は福島の方へ回し、二番口も敷金にして、首尾よく無尽も
終会になったところで、都合全部の上納を終わったことを届けて置いてあった。今度、福....
「好意」より 著者:豊島与志雄
に会うことも出来るだけ避けたがよいと、そう申渡されていますのよ。でもあなたには始
終会いたがっていましたし、少しくらい宜しいかと思いますわ。」 で河野は、ただ用....
「地上」より 著者:島田清次郎
に覗き込んでいるので仕方なしに厳粛な顔付をした。 「怪しからんことです、一昨日、
終会後校舎の周囲に異状がないかと思って巡回して見ましたら落ちていたのです。封を切....