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終南山
「終南山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
終南山の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
た。都の人びとも四方へ散乱した。梨園の弟子のうちに笛師があって、これも都を落ちて
終南山の奥に隠れていた。 そこに古寺があったので、彼はそこに身を忍ばせていると....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
疏四巻。 大覚律師批記十四巻。 音訓二本。 比丘尼伝一本十二巻。
終南山宣律師関中創開戒壇図一巻。 法銑律師尼戒本一巻及疏二巻。 玉環水精手幡....
「三国志」より 著者:吉川英治
ろう。先頃、李※に叛いて、長安から姿を消した楊奉を知らぬはない。――彼はその後、
終南山にひそんでいたが、天子ここを通ると知って、にわかに手勢一千を率し、急雨の山....
「三国志」より 著者:吉川英治
しているところへ、飄然、名を告げて、この陣営へ訪れて来たものがある。 「これは、
終南山の隠居、道号を夢梅という翁でござる」 容も凡ではない。 曹操が、見て、....