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終息
「終息〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
終息の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「災難雑考」より 著者:寺田寅彦
をつけないものが多いし、ぞうり虫パラメキウムなどでもあまり天下泰平だと分裂生殖が
終息して死滅するが、汽車にでものせて少しゆさぶってやると復活する。このように、虐....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
年の国会開設を目前にして、かつての中江兆民、板垣退助の自由民権運動は急速に圧迫し
終息させられはじめていた明治二十年。明治初年の欧化に対する反動時代の暁としての明....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
オンの活動の最も人類的高貴なのは、政権を統一し不換紙幣の整理をし、いらざる流血を
終息させ、生産を興隆させた執政官時代であり、コルシカ人のフランスに対する復讐的虚....
「大捕物仙人壺」より 著者:国枝史郎
で江戸と江戸の市民と、徳川家と慶喜公とは、助けることが出来るのだ。その結果内乱は
終息し、日本の国家は平和となり、上下合一、官民一致、天皇帰一、八|紘一|宇、新時....