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「終章〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

終章の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
顔面 了に異ならじ。 肯て 盆※の中に墮せんや、 当に 瑚※の器となるべし。 其終章に曰く、 明年 二三月、 羅山 花 正に開かん。 高きに登りて 日に盻望し、....
トカトントン」より 著者:太宰治
へ行き、お湯にあたたまりながら、今夜これから最後の章を書くにあたり、オネーギンの終章のような、あんなふうの華やかな悲しみの結び方にしようか、それともゴーゴリの「....
映画雑感(Ⅰ)」より 著者:寺田寅彦
って白いほこりがぱっと上がる。おおぜいがどっと笑う。これが序曲である。 一編の終章にはやはり熱帯の白日に照らされた砂漠が展開される。その果てなき地平線のただ中....
今日の作家と読者」より 著者:宮本百合子
ンスを敗れさせるに到った深刻な事情について、モーロアの多弁は些かも説明し得ない。終章のモラルも、ジェスチュアが目立って甘たるい。 例えば、このひろく読まれた一....