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組手
「組手〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
組手の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古狢」より 著者:泉鏡花
泡が噛合うように、ぶつぶつと一言いったが、ふ、ふふん、と鼻の音をさせて、膝の下へ
組手のまま、腰を振って、さあ、たしか鍋の列のちょうど土間へ曲角の、火の気の赫と強....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
何をしていたか分らない。 「明日、卍丸の脇船へは誰が乗るの?」 「石田十太郎殿の
組手が乗ります」 「そちが代れ、都合がある」 「はッ」 「そして脇船の荷底へ、こ....