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絆さ
「絆さ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
絆さの前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
物を致します)をさせて置きたくない、貴様にはこれ/\手当をして遣ろうという真実に
絆されて、表向ではないが、内々大藏に身を任して居ります。是は本当に惚れた訳でもな....
「縮図」より 著者:徳田秋声
待つですよ。」 銀子もこの辺がちょうど好い相手かとも思い、彼のいう通り、誠意に
絆される時機が来るように思えたりもするのだったが、差向いでいると、どうにも好感が....
「継子」より 著者:夢野久作
はないのですから……」 玲子は思いがけなく変った母親の、親切この上もない態度に
絆されたらしく、なおもシクシク泣き続けていたが、その中にヤットの思いで立上った。....
「太十と其犬」より 著者:長塚節
は其時世を越えて散々な目に逢って来たのである。幾度か相逢ううちにお石も太十の情に
絆された。そうでなくとも稀に逢えば誰でも慇懃な語を交換する。お石に逢う度に其情は....
「四十八人目」より 著者:森田草平
……わたしは生きている瀬がない……あの時も早う死のうと思ったに、あなたのお言葉に
絆されて、生き残ったがわしゃ口惜しい! どうしよう、わしゃどうしよう?」と、おろ....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
なって、遂には切っても切れぬ仲となったのである。 縁といい約束といえば、いつも
絆されているように想像されるが、その中には自由はある。法悦さえ感ずることがある。....
「月世界競争探検」より 著者:押川春浪
せざる以前より深くも嬢に心をよせ己が胸中のありたけを打ち明けしも、嬢は二人の情に
絆されていずれとも答えかねしが、今二人のこの申込に対し、親を思うに厚き嬢は遂にそ....