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「経水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

経水の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
波斯《ペルシア》紀行』には拝火《ゴウル》教徒兎と栗鼠《りす》は人同様その雌が毎月経水を生ずとて忌んで食わぬとある。果して事実なりや。『抱朴子』に兎血を丹と蜜に和....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ア附近にキリストの父が木を伐る時出した声、カタロンとオーヴァーンは、聖母マリアの経水|拭《ふ》いた布切《ぬのぎれ》、オーグスブールとトレーヴにベルテレミ尊者の男....
日輪」より 著者:横光利一
ようにだんだんと痩せていった。彼の病原を洞察した宿禰は、蚯蚓と、酢漿草と、童女の経水とを混ぜ合せた液汁を長羅に飲ませるために苦心した。しかし長羅はそれさえも飲も....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
村にて、遊女を置き、諸方へも出し、又宿をもさする故に専ら宿村といふ。神国の風にて経水などある女、又は忌服ある者、皆此の村に行きて宿する故に人甚だ之を賤しむ、今も....