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「絎紐〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

絎紐の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
青年」より 著者:森鴎外
me'ce`ne〕 らしい顔をして聞いている。おちゃらはさも退屈らしい顔をして、絎紐程の烟管挿しを、膝の上で結んだり、ほどいたりしている。この畚の中の白魚がよじ....
つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
ではないが、本人は魂ここにあらずだ。 やがてのことに女は、肌膚《はだ》に着けた絎紐《くけひも》をほどくと、燃えるような真紅の扱帯《しごき》が袋に縫ってあって、....