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結ふ
「結ふ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
結ふの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
の故郷のかたぞ恋しき、あの浪のあなたにぞ……」 その時、漲る心の張に、島田の元
結ふッつと切れ、肩に崩るる緑の黒髪。水に乱れて、灯に揺めき、畳の海は裳に澄んで、....
「源氏物語」より 著者:紫式部
惑そうにしているのを御覧になって、 女郎花咲ける大野をふせぎつつ心せばくやしめを
結ふらん とお言いになった、冗談のように。 「霧深きあしたの原の女郎花心をよせ....