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「給養〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

給養の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海に生くる人々」より 著者:葉山嘉樹
送ることを意に介しないように見える。 一八六三年、法刑及び懲役にされた、囚徒の給養や労働状態について、英国政府が調査した結果からマルクスは、ポートランドの監獄....
若草物語」より 著者:オルコットルイーザ・メイ
揮の国防軍その警備にあたる。司令長官ローレンス将軍は、まい日軍隊の検閲をなされ、給養係マレットは宿舎をととのえ、ライオン少佐(犬の名)は夜中歩哨の任につく。ワシ....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
か彼らは、それらの征服を何かの役にたて得そうにもなかった。彼らは例によって世界の給養者にすぎなかった。 クリストフはこのフランス音楽の進取の気に感嘆した。昨日....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
会のうちに地位を占むる権利を有し、また実際地位を占めている。それはおおむね住居と給養とをつかさどるものであって、ただすべての主義をして安住せしむるの準備をなすの....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
vii. p. 74. ケエラヴェロックに関する報告には1)、貧民はいかに給養せらるべきかという問題に答えて、極めて適切に次の如く述べてある。『窮迫と貧困....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
既に所有された世界に入り込むのである。もしその両親が過大の家族を有つために充分の給養をなし得ないとしたら、一切のものが占有されている世界で、彼らは何をなし得よう....
六号室」より 著者:瀬沼夏葉
筆耕をするとかと、奔走をしたが、それでも食うや食わずの儚なき境涯。僅な収入は母の給養にも供せねばならず、彼は遂にこの生活には堪え切れず、断然大学を去って、古郷に....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
危険甚大で、追撃は通常行なわれず、徹底的な戦捷の効果は求め難かった。 3、倉庫給養 三十年戦争には徴発に依る事が多かったが、そのため土地を荒し、人民は逃亡し....