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統制派
「統制派〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
統制派の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「作家は戦争挑発とたたかう」より 著者:宮本百合子
の本質を、陸軍内部の国体原理主義者――皇道派(天保銭反対論者)と、人民覇道派――
統制派との闘争とし、敗北した二・二六事件の本質を、労働者農民の窮乏に痛憤した青年....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
か、自由主義の行きづまりとか、重臣ブロックの排撃とか、機関説による政府攻撃とか、
統制派のブルジョア化に対する行動とか、そうしたものが大きな唯一の対立になって見え....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
年の動きについて、あらましの説明をしてきかせたが、それによると、全陸軍の主脳部が
統制派と皇道派の二派にわかれて、醜い勢力争いをやっている、というのであった。 「....