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絵解き
「絵解き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
絵解きの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」より 著者:宮本百合子
先に、少年図書販売店がある。入って見ると、ある、ある! 色彩も美しい五ヵ年計画の
絵解きから、十月革命の相当のむずかしい歴史に至るまで小学校の学年順に並べた棚が出....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
太小屋に撥ねつるべの井戸、杉も多い。クルツクンナアヤの停車場に、労農政府の政策を
絵解きにした宣伝びらがかかっていたのを、後部の車にいるレニングラアド大学教授リュ....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
らかしたんだろうと……」 顎十郎は、へへら笑って、 「なにをくだらない。子供が
絵解きをしやしまいし、そんなことぐらいは改まって言うがものはねえ、わかり切った話....
「画筆に生きる五十年」より 著者:上村松園
な四条御幸町でありました。一人の姉と共に、母の手一つで育てられたのでございます。
絵解きの手紙 口もろくに回らぬ時から絵が好きだったらしく、こんな笑い話がありま....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
意見のちがったままが報告せられている。古いところでは宜麦の『続絵歌仙』などという
絵解きを見ると、あまりにも私らの胸に描いていたものと、ちがっているのがまず滑稽で....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
田神宮の精進川に架けた御姥子橋、一名さんだがの御経でしたが、これに基づいて地獄の
絵解きをする者が全国を旅行しており、それがまた婦人でありました為に、わずかな間に....