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絶学
「絶学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
絶学の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ふもれすく」より 著者:辻潤
人間一匹位にムダ飯を食わしておいたとて、天下国家のさして害にはなるまい。 僕は
絶学無為の閑道人で、ただフラリフラリとして懐中にバクダン一個持っているわけでもな....
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
徹底して行くのだから手が附けられない。もしそれ百尺|竿頭、百歩を進めた超凡越聖、
絶学無造作裡に、上は神仏の頤を蹴放し、下は聖賢の鼻毛を数えるに到っては天魔、鬼神....
「学生と読書」より 著者:倉田百三
らぬ究竟唯一」のものではない。書物は究竟者そのものを与え得ない。それは仏教では「
絶学無為の真道人」と呼ぶのである。学を絶って馳求するところなき境地である。「マル....
「二十歳のエチュード」より 著者:原口統三
衆人皆有以。而我独頑似鄙。我独異於人。而貴食母。 ――老子第二十
絶学無憂章―― 訣別の辞に代えて ところが今日、僕はふと「寒い」と思ったのだ....