絶対温度[語句情報] »
絶対温度
「絶対温度〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
絶対温度の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
からの輻射を全く反射せずまた通過させない物体が自分自身で輻射する熱量はその物体の
絶対温度(すなわち、摂氏零下二七三度を基点として数えた温度)の四乗に比例する。ま....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
一年にちぢめることは、たやすいことである。逆に温度を下げて零下二百七十三度という
絶対温度にすると、万物ことごとく活動は止まってしまう。そうなると浦島太郎も夢では....
「物理学と感覚」より 著者:寺田寅彦
観念でも昔の触感によった時代から特殊物質の膨脹によった時代を経て今日の熱力学的の
絶対温度に到着するまでの径路を通覧すれば、ある時代に夢想だもできぬような考えが将....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
空管の内部とか高熱の電気炉とか――の外からするまでなのである。例えば完全な真空や
絶対温度の零の状態は、今の処実験的には不可能なのであって、吾々は適当な低圧のガス....