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絶島
「絶島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
絶島の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
もに交通不便の昔から年々幾千万の人間は木の葉のような小さい舟に生命を托して、この
絶島に信仰の歩みを運んで来たのである。ある場合には十日も二十日も風浪に阻められて....
「革鞄の怪」より 著者:泉鏡花
家の電信技手に転任されたのです。この職務は、人間の生活に暗号を与えるのです。一種
絶島の燈台守です。 そこにおいて、終生……つまらなく言えば囲炉裡端の火打石です....
「南極の怪事」より 著者:押川春浪
人にいかなる船ぞと問えば、真珠取りにと明日はこの港を出帆し、世人の知らざる南方の
絶島に行く船なりと云うに余の好奇心はにわかに動きて矢も楯もたまらず、ただちに端舟....