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「継体〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

継体の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
美濃|垂井清水に倭建命の旧蹟を考証して、そこに居寤清水の碑を建て、あるいはまた、継体天皇の御旧居の地を明らかにして、その碑文をえらみ、越前足羽神社の境内に碑を建....
古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
には、皇子小長谷若雀命が武烈天皇としてお位におつきになりました。そのおあとには、継体、安閑、宣化、欽明、敏達、用明、崇峻、推古の諸天皇がつぎつぎにお位におのぼり....
画道と女性」より 著者:上村松園
処と言えば、第九回の文展に出した「花がたみ」は謡曲|花筐に取材したもので、時代は継体天皇の御宇と記憶しますから、随分古い方ではある。大正六、七年頃、京都の林新助....
花筐と岩倉村」より 著者:上村松園
作であると伝えられているが、たしかなことは判っていないのであるとか―― 筋は、継体天皇の御代のことで――越前の国味真野の里に居給う大跡部の皇子が、御位を継がせ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
と、つづけて。 魂魄はつねに 北闕の天を望まん もし命に背き 義を軽くせば 君も継体の君に非ず 臣も忠烈の臣に非ず と、さいごの綸言を残され、そして左の御手に....
旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
ば、三国氏が聖武天皇の後だとは、一向古書の記事に合わぬところで、「日本紀」には、継体天皇の皇子|椀子皇子は三国公の先なりとあり、「新撰姓氏録」に三箇所まで見えて....