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継物
「継物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
継物の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「家」より 著者:島崎藤村
ところまで行き届く。倦まず立働く人で、お雪の傍に居ても直に眼鏡を掛けて、孫の為に
継物したり、娘の仕事を手伝ったりした。 丁度、勉も商用で上京していた。勉の旅舎....
「政談十二社」より 著者:泉鏡花
煙草のびらを張り、天井に捨団扇をさして、ここまでさし入る日あたりに、眼鏡を掛けて
継物をしている。外に姉さんも何も居ない、盛の頃は本家から、女中料理人を引率して新....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
れると、それは『栄華物語』である。その同じ主題が大宅世継の昔話として書かれると世
継物語ともいえたし『大鏡』ともいえた。世
継物語とは歴史物語の意だし、『大鏡』の鏡....