継穂[語句情報] »
継穂
「継穂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
継穂の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「草迷宮」より 著者:泉鏡花
非道なようで、寝覚が悪い、)と顱巻を掉立てますと、のう。 (早く、お帰り、)と、
継穂がないわの。 (いんにゃ、理を言わねえじゃ、)とまだ早や一概に捏ねようとしま....
「キャラコさん」より 著者:久生十蘭
ほんとうによく来てくれたわね、などと思いつくかぎりのお愛想を並べたてる。 話の
継穂《つぎほ》を探そうと夢中になりながら、 「それにしても、もう、どれくらいにな....
「式部小路」より 著者:泉鏡花
て、まさか、名は? とまで尋ねるでもないから、そのままにしましたが、一体何となく
継穂のない、素気ない返事だと思ったんですが、もっともだ。じゃ、山の井先生のために....
「影」より 著者:岡本綺堂
がそういう人間に出来ているんでしょう。 重兵衛 そうですかねえ。 (話に
継穂がなく、二人は黙って烟草を吸っている。下のかたよりおつや、二十四五歳、熱海あ....