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続編
「続編〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
続編の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
ないふうでこういった。去年の下半期の思想界を震憾《しんかん》したようなこの書物と
続編とは倉地の貧しい書架の中にもあったのだ。そして葉子はおもしろく思いながらその....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
二月二十九日に法律第九十四号としてこれを公布された。 民法の残部即ち親族編、相
続編は、明治二十八年九月十四日より六十九回の会議を重ねて議了し、三十年十二月第十....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
題しましたが、やはり普通には『子不語』の名をもって知られて居ります。なにしろ正編
続編をあわせて三十四巻、一千十六種の説話を蒐集してあるという大作ですから、これか....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
が一本多過ぎたり指が六本あったりの人と同じく、畸形不具者に過ぎずと。『甲子夜話』
続編七六、両国橋見せ物に六足馬|絵《えが》ける看板を掛く、予人をして視せしむるに....
「モスクワ印象記」より 著者:宮本百合子
ばならない事がある。モスクワ生活の印象としてもこれは一部分だ。芝居のことその他は
続編として別に書きたいと思っている。(五月三十日前後から、モスクワに白パンが無く....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
らのものでしょうか。やはりお返ししなければならないものでしょうか。若しそうならば
続編を読んでもらってから『元禄快挙録』と他の小説と一緒にお返し致しますが。青年書....
「こま犬」より 著者:岡本綺堂
録した。前編の「青蛙堂鬼談」に幾分の興味を持たれた読者が、同様の興味をもってこの
続編をも読了してくださらば、筆者のわたしばかりでなく、会主の青蛙堂主人もおそらく....
「純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
、消費の解説と説明とは、たしかに自然科学に過ぎず、博物学の一分科、蜜蜂の博物学の
続編をなす人間の博物学に過ぎないであろう。だが事実はこれと全く異る。人間は理性と....
「わが寄席青春録」より 著者:正岡容
生の大半を私は寄席文化の普及と探求とに、父子して尽くそう。 わが「寄席青春録」
続編の執筆は、今村信雄君にも忰分啓夫にも勧められていたのが、今日やっとこうしてこ....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
』(出板年次不詳)『絵本舞台扇《えほんぶたいおうぎ》』(明和七年板色摺三冊)その
続編(安永七年板色摺二冊)並《ならび》に『役者《やくしゃ》夏《なつ》の富士《ふじ....