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綛
「綛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
綛の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「悪獣篇」より 著者:泉鏡花
走らして、大息を吐いて彳んだのは、狭島に宿れる鳥山廉平。 例の縞の襯衣に、その
綛の単衣を着て、紺の小倉の帯をぐるぐると巻きつけたが、じんじん端折りの空脛に、草....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
ころである。工業に救貧院の子供を用いることにつき彼は曰く、『これらの貧児が梳毛一
綛《そもうひとかせ》を紡ぐごとに従来これを紡いでいた貧しい家庭の一
綛が減り、また....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
を語り、ますますその美しさを広めたいものと思います。絣は「飛白」とも書き、また「
綛」「纃」などの字も用いますが、「かすり」は「掠る」という言葉に由来するものであ....