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「綴じ合〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

綴じ合の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
、半途で病気のために筆を執ることが出来なくなったので、私が年末の急稿でそのあとを綴じ合せた。 この脚本を上演するに就いては、内部では相当に苦情があったらしく聞....
二つの庭」より 著者:宮本百合子
「――よわったな……」 こちらの部屋で伸子も机につき、最近書き終った長篇小説の綴じ合わせをよみはじめた。佃の家を出て、二階借りの生活から、駒沢のこの家へ来た二....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
の手が触れなかった事は確かである。 私はそれから尚念のために、フールスカップを綴じ合せた正木博士の遺言書を開いて見た。そうして最後の二三頁を繰り返して見たが、....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
し》も好んだが、これは私のうちには無かった。隣の間室《まむろ》という家に草双紙を綴じ合わせたのがあったのを、四つ五つの頃からよく遊びに行って見ることにしていた。....
日映の思い出」より 著者:坂口安吾
二巻ぐらいの短篇芸術映画ということを言いだしたのは私で、私は能の感覚の頂点だけを綴じ合せたような短篇映画ということを考え、伊勢物語などにその素材に手頃な短篇など....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
板も、やがて人膚ぐらいの温みを帯びるようになる。 その温みを慕って来たものか、綴じ合せた縁板の隙間からちろちろと這いあがって来るものがある。見れば小さな蜥蜴で....
書籍の風俗」より 著者:恩地孝四郎
東洋とは、いろいろなものが逆であるが、本もその例を如実に示している。表紙を本文に綴じ合せる方法は西洋では早く姿を没したが、日本ではそれが、洋風装本の渡来までその....
縮図帖」より 著者:上村松園
である。 縮図帖に用うる紙は一定していないが、なるべく庵つきのよいものを選んで綴じ合わせて用いた。近頃はうすい硫酸紙で描いているが、これだと裏表両面の使用が可....