»
綴り合せ
「綴り合せ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
綴り合せの前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「土曜夫人」より 著者:織田作之助
「モチ、コース……」 モチは勿論のモチ、コースはオヴ・コース(勿論)のコース。
綴り合せて、モチの論よという意味らしい。 「――うち、刑事にきかれても、あの写真....
「死者の書」より 著者:折口信夫
お縫いあそばされ。 だが、気がつくと、やはり昼の夢を見て居たのだ。裁ちきった布を
綴り合せて縫い初めると、二日もたたぬ間に、大きな一面の綴りの上帛が出来あがった。....
「京鹿子娘道成寺」より 著者:酒井嘉七
感じを抱かしめる。 書の体裁は、五六十枚の美濃紙を半折し、右端を唄本のように、
綴り合せたもので、表紙から内容に至るまで、全部、毛筆にて手記されている。 表紙....
「続堕落論」より 著者:坂口安吾
だとかツギハギの着物だとか、父から子へ子から孫へ伝えられる忍苦と耐乏の魂の象徴を
綴り合せ映せという、なぜなら日本文化は農村文化でなければならず、農村文化から都会....
「理想の女」より 著者:坂口安吾
闘を知らないのだから。日本文学の伝統などといふものを表面の字づらの上で読みとり、
綴り合せて、一文を草することしか知らないのだから。 島崎藤村や夏目漱石がロマン....
「惜別」より 著者:太宰治
わけではなく、お酒を少し飲んだりして私と夜明け近くまで語り合ったさまざまの事柄を
綴り合せ、それにまた私が後に得た知識をも多少補足して、以上の如くまとめ上げてみた....
「狐の手帳」より 著者:田中貢太郎
だろうと思って、その跡へ往ってその帳面のようなものを拾ってみた。それは半紙を三枚
綴り合せて、片仮名のような文字を微青く書いたものであった。タカとか、オユキとか、....
「非情の愛」より 著者:豊島与志雄
て話しだした。――私が前に述べたところは、その時聞いたことやその後に聞いたことを
綴り合せたものである。 然し、彼の話は中断された。魚住千枝子が戻って来たのであ....
「婦人の創造力」より 著者:宮本百合子
いろいろな程度の高い文学的作品もできていいし、ごく初歩的な手刷りのもの、原稿紙を
綴り合せてお互いに見て廻るという初歩的なものでもいいから表現して書いて現わす。電....