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綾絹
「綾絹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
綾絹の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
少年を崖から突き落して、馬も嚢も奪い取りました。家へ帰って調べると、嚢のなかには
綾絹が百余|反もはいっていましたので、わたくしは思わぬ金儲けをいたしました。それ....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
その計略成就して、数百里のあいだの老若男女がみな集まった。そこで、紫や緋や黄の
綾絹をもって幾重にも仏像をつつみ、拝む者があれば先ずその一重を剥いで見せる。一回....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
る。彼の精神組織は、高度に変化した諸要素の厖大な織物であった。彼は縞羅紗ではなく
綾絹だった。瞑想的な超越、個人的矜恃の強さ、官能の不安定、野心の執着、鑑賞力の豊....