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綿縮
「綿縮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
綿縮の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幻談」より 著者:幸田露伴
禿《は》げている、まあ六十近い男。着ている物は浅葱《あさぎ》の無紋《むもん》の木
綿縮《もめんちぢみ》と思われる、それに細い麻《あさ》の襟《えり》のついた汗取《あ....
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
も飲んだような顔付で、鼻が忌アに段鼻になって、眼の小さな口の大きい方で、服装は木
綿縮の浅黄地に能模様丸紋手の単物に唐繻子の帯を〆め、丸髷には浅黄鹿の子の手柄を掛....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
悩まし、急に我もと注文して後によくよく吟味すれば、豈《あに》計らんや、隣家の品は
綿縮緬に鍍金《めっき》なりしとぞ。かくのごときは、すなわちわが本心を支配するもの....