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「綿菓子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

綿菓子の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:新美南吉
そこで子供たちは下駄屋さんを出ました。 三 子供たちは綿菓子《わたがし》を喰《た》べながら、稚児《ちご》さんが二つの扇を、眼にもとまら....
新版 放浪記」より 著者:林芙美子
に出てみるなり。 湯島天神に行ってみた。お爺さんが車をぶんぶんまわして、桃色の綿菓子をつくっていた。あるかなきかの桃色の泡が真鍮《しんちゅう》の桶《おけ》の中....
旅愁」より 著者:横光利一
のような明るい電灯が輝き、色めいた屋台の夜店が沢山出ていた。機械の中から吹き出る綿菓子を雪のように積らせた店や、彩色入りの長い飴棒を束ねた店や、玩具店などと並ん....
」より 著者:中谷宇吉郎
なものである。よく縁日の雑沓《ざっとう》の中で、銅の盥《たらい》をぐるぐる廻して綿菓子というものを売っていることがあるが、あの綿菓子のような感じである。こんな雪....
雪雑記」より 著者:中谷宇吉郎
ある。よく縁日の雑沓《ざっとう》の中で、銅の盥《たらい》をぐるぐる廻《まわ》して綿菓子というものを売っていることがあるが、あの綿菓子のような感じである。こんな雪....