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「緊那羅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

緊那羅の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
悟浄出世」より 著者:中島敦
夜叉《やしゃ》・乾闥婆《けんだつば》より、阿脩羅《あしゅら》・迦楼羅《かるら》・緊那羅《きんなら》・摩※羅伽《まごらか》・人・非人に至るまで等しく憫《あわ》れみ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
一部の下等神ありて天、竜、夜叉、乾闥婆《けんだつば》、阿修羅、金翅鳥《がるら》、緊那羅《きんなら》の最後に列《なら》んで八部を成す。いずれも働きは人より優《まし....
十二支考」より 著者:南方熊楠
)。仏教の八部衆天竜|夜叉《やしゃ》の次に、乾闥婆《カンダールヴァ》あり最末位に緊那羅《きんなら》あり、緊那羅(歌楽神また音楽天)は美声で、その男は馬首人身善く....
風流仏」より 著者:幸田露伴
の弁天様に涎流して余念なく惚れ込み、琴三味線のあじな小歌は聞もせねど、夢の中には緊那羅神の声を耳にするまでの熱心、あわれ毘首竭摩の魂魄も乗り移らでやあるべき。か....
山の人生」より 著者:柳田国男
、数を申せば千二百神、本地薬師如来にておはします。観世音菩薩の御弟子|阿修羅王、緊那羅王、摩※かせん。是より丑寅の方にあたつて、とふ坂山といへるあり。七つの谷の....