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総員
「総員〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
総員の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「壊れたバリコン」より 著者:海野十三
時々耳ニシタルモ、其後聞カズ。 飛行機ノプロペラノ如キ音、時々聴コユ。此ノ一団ノ
総員ハ、雑品倉庫ヨリ毎日ノ如ク運搬スル食料品ヨリ見テ四五十名カト思ワル。 貴局ハ....
「海底大陸」より 著者:海野十三
いようにするんですね。よろしいか」 「ああ、よくわかりました。ではあと十分間に、
総員を船内に避難させます」 空中から甲板にむかって液をまくとはたいへんいい考え....
「断層顔」より 著者:海野十三
た。彼は最初の頁から、熱心に目を落として行った。 「あった。○八月三日(第三日)
総員起シノ直前、第五倉通路ニ於テ密航者ヲ発見ス。随分簡単な記録だ。それから後は…....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
してくれた登山者中の一人であった。 こうして新月号に乗組んだ者は、正吉をいれて
総員四十一名となった。 「はじめて宇宙旅行をする者は、地球出発後七日間は、窓の外....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
ひそかに神に祈りをあげる老紳士もいた。 「うまくいくだろうか。三十名十台だから、
総員三百名だ。このうち何人が生きて帰ってくるだろうか」 心配する飛行家もいた。....
「火星探険」より 著者:海野十三
ったのですか」 「うん。君たちは、さっき警報ベルの鳴ったのをきかなかったかね。“
総員退去せよ”と、ベルがじゃんじゃん鳴ったよ。それをきくと、多くの者は外へとび出....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
れる。 出発は明後日の午前五時。 あと一日とちょっとしか時間がない。研究班は
総員でその準備にとりかかった。噴射艇の出発地点というのが、○○航空隊のある村から....
「火星兵団」より 著者:海野十三
火星兵をなぐりつけることも出来ない」
そこで大江山隊長は、ついに心を決し、
「
総員、いそぎひき上げろ!」
と、命令を出した。
一同は、その命令にしたがって....
「火薬船」より 著者:海野十三
むなさわぎに関係をつけ、すぐさま船長のところへ、おどりこんだ。 「大至急、抜錨。
総員、部署につけ!」 「な、なんだって!」
総員といっても、集まってきたのは、....
「怪塔王」より 著者:海野十三
塩田大尉が無電をもって、二番機と三番機にひっきりなしに命令をつたえています。 「
総員、戦闘配置につけ」 二番機では、無理にのった帆村探偵は、操縦席についている....
「大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
んでいるのであろうか。また何の目的で、このような大宇宙へとびだしたのであろうか。
総員四万余名もの日本人が、なぜ一かたまりになって、とんでいるのであろうか。読者諸....
「地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
銃もないのか」 「それは、どこかにあった」 「どこかにあったじゃ、間に合わない。
総員機銃でも小銃でも持って、空をねらえ」 と、氷上では、たいへんなさわぎが、は....
「太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
令により、只今からわが第十三潜水戦隊は、この名誉ある任務を果そうとするのだ。――
総員、直に配置につけッ」 一同はもう一度、万歳を唱えたいのを我慢して、サッと挙....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
、飛行島の連中にも心に痛いほど知らせることができた。 夕方の午後六時になって、
総員帰艦を終った。
総員の点呼がはじまった。 もちろん、一人のこらず皆、帰艦....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
の四の数を忌むよりもはなはだし。余の船室は第八十号なり。今回の乗客を統計するに、
総員二百五十四人中、男子百十五人、女子百三十九人となる。女子の男子より多きは驚く....