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総揚げ
「総揚げ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
総揚げの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
けたり、鶯籠やら酒肴の重箱をたずさえたりして、宿々のやどに着けば、ところの傾城を
総揚げにして騒ぐなど、人もなげな大行楽で立って行った。 こうして、ほんとの配流....
「四谷、赤坂」より 著者:宮島資夫
たのであろう。開店祝いの時には、武源楼といった料理屋に、知人を招待して四谷芸妓を
総揚げにして、揃いの裾模様の着物を着せて、踊りをおどらせたものであった。 昼は....