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「総裁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

総裁の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
透明猫」より 著者:海野十三
を発見された方には、即金で金十万円也を贈呈《ぞうてい》します。透明猫普及研究協会総裁村越六麿敬白」 六さんはえらい名前までこしらえて、でかでかと、とびらにはり出....
国際殺人団の崩壊」より 著者:海野十三
イヒサンスタルトの名誉研究員であり、1940年に東京で開かれる万国工業会議には副総裁に任ぜられることに決定している。「日本の工業立国は鬼村博士によって完成される....
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
六万戸 二十七万人 神 戸 七万戸 二十六万人 これ下村新情報局総裁の手腕のあらわれと見える。 此の発表で、帝都に関しては「三月十日は不幸にし....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
を暁嵐といい、乾隆時代の進士で、協弁大学士に進み、官選の四庫全書を作る時には編集総裁に挙げられ、学者として、詩人として知られて居ります。死して文達公と諡されまし....
碧蹄館の戦」より 著者:菊池寛
、八道を蹂躙された経過を述べて将来の誡としたもの。 征韓偉略 水戸彰考館総裁川口|長孺の著で、秀吉の譜、宗氏家記、毛利家記、黒田記略、清正記等各部将の家....
大捕物仙人壺」より 著者:国枝史郎
、通称は麟太郎、後|安芳、号は海舟、幕末|従五|位下安房守となり、軍艦奉行、陸軍総裁を経、さらに軍事取扱として、幕府陸海軍の実権を、文字通り一手に握っていたのが....
安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
来事がチョイチョイあるものだが、この事件には、いささかも救いがない。一方、加賀山総裁は事件の報告をうけるとまずGHQへ行き、次に宮内省へ行き、キョウクおくあたわ....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
教授となり、明治十四年の第二回博覧会へ出品した髑髏の彫刻には、明治大帝の御前で、総裁|能久親王から名誉賞を授与せられたのです。そうした人が造ったので、よく見たら....
荒蕪地」より 著者:犬田卯
、不税のまま放置されている『荒蕪地』なるものを民間に払下げる案をたて、帝都復興院総裁後藤新平はそれによってお得意の大風呂敷を拡げ、「大東京計画」なるものをでっち....
余齢初旅」より 著者:上村松園
いるのが望見される。そのあたりが上海だということであった。 船では華中鉄道の副総裁である田さんや夫人や秘書の方々と一緒であった。東京から上海へゆかれるので一緒....
中支遊記」より 著者:上村松園
丸であったろう。十月二十九日の晩のことで、一行は京都を出発する時から、華中鉄道副総裁の田さんの夫人始め三谷十糸子など、内地をそのまま支那に移したような身のまわり....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
、その国の宗教また自由独立の組織を有し、各教会独立して各寺の法律を制定し、これを総裁統轄する本山なく、また教正なし。ただ、その宗派の連合により年会を開き、各寺の....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
月二日、山口定雄死す、四十七歳。これも新派劇の一頭領なり。 ○十一月十一日、満鉄総裁後藤新平が主宰となり、清国の溥倫貝子殿下を歌舞伎座に招待して演劇観覧。 ○十....
浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
とは、今更言をまたないところであります。われわれはかつて凶刃に倒れた浜口元民政党総裁が、議会の要求に応じて病を押して出席し、遂に倒れて行った態度と対比してみまし....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
底せる研究が必要だとの結論に達したのであった。その結果、昭和四年七月、板垣大佐を総裁官とし、関東軍独立守備隊、駐箚師団の参謀らを以て、哈爾賓、斉々|哈爾、海拉爾....