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「総踊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

総踊の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
を振り鳴らして自分が真中で、めざましい踊りをはじめると、老若男女がそれを囲んで、総踊りに踊って踊りぬくと幕。 駒井甚三郎は、その一幕を見終ると、帰ると言い出し....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
も単にお公卿さん気質《かたぎ》の罪のないやんちゃかも知れません。 この怪異なる総踊りが済んでしまうと、白面にして英気風発の十八九歳とも見られる貴公子は、ひとり....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
答える。 口上つかいが静々と鯨の背中からおりて行くと、さっき言ったように鯨節の総踊り。これで、おあとと入替え。 ところで、この鯨が一夜のうちに紛失してしまっ....