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緑藻
「緑藻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
緑藻の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
前予紀州|西牟婁《にしむろ》郡|朝来《あっそ》沼で丁斑魚にミクソネマ・テヌエてふ
緑藻が託生せるを見出したが三、四年経てアイルランドで同じ藻が金魚に著《つ》きいる....
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
到る暖流、寒流の温度百余個所をノート無しでスラスラと列挙し、そこに浮游する褐藻、
緑藻の分布、回游魚の習性を根拠とする鯨群の遊弋方向に及び、日本の新旧漁法をスカン....
「瀞」より 著者:佐藤垢石
。 これは、火成岩や火山岩に発する水には、鮎が常食として好む良質の硅藻、藍藻、
緑藻などが生まれぬためであろうと思う。 それに引き替え、北山川の水を慕う鮎は、....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
で、まずはそれを見合わすよりほかに途はあるまい。 オトヒメカラカサ 海藻である
緑藻部(Chlorophyceae)の中に緑色のやさしい姿をしている石灰質の珍ら....