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緒方洪庵
「緒方洪庵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
緒方洪庵の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「縮図」より 著者:徳田秋声
で、父も郡部で開業しており、山や田地もあって、裕福な村医なのだが、その先代の昔は
緒方洪庵の塾に学んだこともある関係から、橋本左内の書翰などももっていた。 「そん....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
骨ある役人、今のお江戸におまへんがな、中井竹山先生たら、履軒《りけん》先生たら、
緒方洪庵先生たら、みな阪もんやがな、そないに御安直ばっかありゃへん、ちゃ」 安....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
たね、それから黒田の永井青崖《ながいせいがい》というのがなかなか出来た、大阪には
緒方洪庵《おがたこうあん》という先生がいたが、それらはみんな蘭学が主で、英学など....
「慶応義塾の記」より 著者:福沢諭吉
しんさい》父子、坪井信道、箕作|阮甫《げんぽ》、杉田|成卿《せいけい》兄弟および
緒方洪庵等、接踵《せっしょう》輩出せり。この際や読書訳文の法、ようやく開け、諸家....
「福沢諭吉」より 著者:高山毅
ちがしました。 そこで、兄さんのすすめもあることだし、大阪で勉強することにし、
緒方洪庵という先生の塾にはいることになりました。 塾は「適塾」といい、船場の過....