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緒論
「緒論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
緒論の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「博士問題とマードック先生と余」より 著者:夏目漱石
先生の手紙の一節をありのままに訳出した。先生は新刊第三巻の冒頭《ぼうとう》にある
緒論《しょろん》をとくに思慮《しりょ》ある日本人に見てもらいたいといわれる。先生....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
れを植字に付したるは醜を掩うあたわざるゆえんなり。 著者誌 明治二十四年五月
緒論 冷は氷よりも冷なるはなく、熱は火よりも熱なるはなし、しかれども、氷にあら....
「読書法」より 著者:戸坂潤
の解説・特色づけ・批判・を与えたもので、本書の予備的知識を整理するという意味での
緒論をなす。この部分だけを取って見ても、日本文で書かれたイタリア・ファッショ研究....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
医学部長、若林鏡太郎君の名著『精神科学応用の犯罪とその証跡』と題する草稿の中に、
緒論として、コンナ愚痴が並べてある。ちょうどその
緒論だけが、吾輩の処へ校閲を頼ん....
「科学と文学」より 著者:寺田寅彦
き項目はなお多数であろうが、まずこのへんで擱筆して余は他の機会に譲ることとする。
緒論で断わってあるとおり、以上の所説は、特殊な歴史と環境とをもった一私人の一私見....
「マードック先生の『日本歴史』」より 著者:夏目漱石
会が引き受けて刊行するのだという事が分った。従って先生の読んでくれといった新刊の
緒論は、第三巻にあるのではなくて、やはり第一巻の第一篇の事だと知れた。それで先ず....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
〇年の人口に関する二種の表は次の如くなるであろう、―― 一八一一年刊行人口摘要
緒論にある、出生のみから計算した表 一七八〇年の人口/七、九五三、〇〇〇 一七八....
「文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
緒論 日本で数学の発達したのは徳川時代及びそれ以前〔後〕のことであって、上古以....