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「編年〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

編年の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
李陵」より 著者:中島敦
に内容を異《こと》にした述而不作《のべてつくらず》である、司馬遷にとって、単なる編年体の事件列挙はいまだ「述べる」の中にはいらぬものだったし、また、後世人の事実....
十二支考」より 著者:南方熊楠
見て言ったと説かば、陰具などを持ち出すにも及ぶまい。回教学有数の大著、タバリの『編年史』にいわく、上帝アダムを造り諸天使をしてこれを敬せしめしに、エブリスわれは....
十二支考」より 著者:南方熊楠
合いも少なからぬべしと参考までに訳出し置く。 ジェームス・ロング師の『トリプラ編年史』解説にいわく、この国の第九十八代の王、キサンガファーに十八子あり、そのい....
蠹魚」より 著者:宮本百合子
に天文、数学、博物学、医学、兵学、農学。そして、第四門に文学美術、音楽。第五門、編年、家記、伝記、考証、地理。第六門に叢書、類書等を総括している。漢書之部も、第....
探偵物語の処女作」より 著者:黒岩涙香
者則ち小説家に書かせました。所が、当時の戯作者は爾ういう物語を書く時には、何時も編年体であって其人物の生立から筆を立てゝ、事実を順序正しく書くものですから、最初....
瘠我慢の説」より 著者:木村芥舟
く美なる冊子数百部を調製せしめて予に贈られたり。 同二十四年十月、予また幕末の編年史を作り、これを三十年史と名け刊行して世に問わんとせし時、誰人かに序文を乞わ....