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編者
「編者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
編者の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「盲人独笑」より 著者:太宰治
歳也。 以上は、私が人名辞典やら、「葛原勾当日記」の諸家の序やら跋やら、または
編者の筆になるところの年譜、逸話集、写真説明の文など、諸処方々から少しずつ無断盗....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
秘数理術としてノタリク、テムラの諸法を含む)、ヘンリー・クラムメルの神霊手書法、
編者不明の拉典語手写本|加勒底亜五芒星招妖術、並びに|栄光の手(絞首人の掌を酢漬....
「読書法」より 著者:戸坂潤
農民作家創作集『平野の記録』という本を寄贈されたので、半分あまり読んで見た。
編者鍵山伝史氏の「あとがき」によると、これに収められている六篇の作者は、いずれも....
「案内者」より 著者:寺田寅彦
ったような心持ちがするのを禁ずる事ができなかった。なんだかこれでは自分がベデカの
編者それ自身になってその校正でもしているような気がし、そしてその窓が不思議なこだ....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
わゆる「志怪の書」の大略は察知し得られると思う。 一、この一巻を成したのは、単に
編者の猟奇趣味ばかりでない。
編者の微意は本文中の「開会の辞」に悉されているから、....
「『演劇』あとがき」より 著者:岸田国士
常に骨の折れる草案を作ってもらい、山田肇君に校訂をおまかせした。 執筆者諸君の
編者に寄せられた好意と毎日ライブラリー編集部の目に見えない協力とを、深く謝する。....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
集及整理|漸く終を告げ、今や本巻|並に之に続くべき第三巻を印刻する運びとなれるは
編者の最も喜ぶ所なり。如何と言ふに其間に昨年の大震大災あり、我が寓亦その禍を免る....
「ブリユンチエールの言葉について」より 著者:平林初之輔
Poe's Tales of Mystery and Imagination の
編者の序文の劈頭《へきとう》に、この問題に関するブリュンチエールの言葉がひいてあ....
「武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
えたることありしが、今にして思うにしからず。ここにいわゆる東夷とは、『日本紀』の
編者が漢史の用字を借りて、漫然とこれを記述せしものにして、必ずしも事実武内宿禰が....
「くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
。しかるにそのクマを魏志に狗奴国と音訳したので、確かに魏志を参照した筈の日本紀の
編者は、本来クマ人の同類である筈の隼人が、吠ゆる犬に代りて宮墻を守るという事から....
「法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
々の新発見とともに研究は次第に精緻の域に向って進みつつあるのである。すなわち本誌
編者の需めに応じて、いささかこの問題に関する余輩の回顧を筆録し、再建論者としての....
「審判」より 著者:カフカフランツ
、弱々しい、親しげな微笑だけがこの言葉のきびしい調子を和らげているのだった。 (
編者注 この断章は本文第七章に直接つながるものだったのであろう。これの冒頭は、第....
「解説」より 著者:原田義人
る。大学卒業前後に読み、ドストエフスキーはF・B嬢との恋愛時代にも読んでいるが、
編者には今のところ何年とはっきり断定できない。年譜の記述に混乱しているところもあ....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
したのである。但しその年表が東京だけにとどまって、関西方面まで手が廻らないのは、
編者が関西劇界の事情をよく諳んじていないがためである。 明治の初年は、江戸から東....
「特殊部落ということについて」より 著者:喜田貞吉
れに関する感謝・賞賛・希望・鞭韃等の書面や、研究報告の論文記事等の原稿は、積んで
編者の机上にうずたかきをなすに至った。これが為に余輩の研究上裨益するところ甚だ多....