緯糸[語句情報] » 緯糸

「緯糸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

緯糸の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
支倉事件」より 著者:甲賀三郎
部 別封第五 別封第三の布地と等しきものなり 別封第六 モスリン地及黒色毛繻子の緯糸並に鋏 大正六年十一月七日 以上は高工教授佐藤氏の鑑定で、田辺裁縫女学....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
《かせい》の名産でございまして、経糸《たていと》には羊の梳毛《すきげ》をつかい、緯糸《よこいと》には駱駝《らくだ》の毛を使って織りますんでごぜえまして、シャッキ....
エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
させられるだろう。その経糸に十六世紀ロンドンの汚物、野蛮性を習性として持ち、その緯糸に「タンバアレン」の光彩や「ヴィナスとアドニス」の技巧に熱狂的な愛着を持つ、....
京都の朝市」より 著者:柳宗悦
でよく分ったが、之は丹波国佐治地方で出来る木綿もので、土地では「縞貫」と呼ばれ、緯糸に染めない白の玉糸を、所々に入れるのが特色である。私共が驚いたのは、その色の....