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練乳
「練乳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
練乳の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「野ざらし」より 著者:豊島与志雄
間じっと我慢した後、昌作は急に立上った。彼が食事の時にいつも与えることにしていた
練乳《コンデンスミルク》の溶かしたのを、室の隅でぴちゃぴちゃ舐め終った猫が、なお....
「氷河」より 著者:黒島伝治
帯をして片方のちぎれかけた耳朶をとめている者がある。 唇をやられた男は、冷えた
練乳と、ゆるい七分粥を火でも呑むように、おず/\口を動かさずに、食道へ流しこんで....