縁合[語句情報] »
縁合
「縁合〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
縁合の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
べっこん》の間ださア」
宗「ヘエ有難い事で、家内のお兼《かね》が御奉公を致した
縁合《えんあい》で、盲人が上りましても、直々《じき/\》殿様がお逢い遊ばして下さ....
「明暗」より 著者:夏目漱石
な結果がちらちらした。吉川に対する自分の信用、吉川と岡本との関係、岡本とお延との
縁合《えんあい》、それらのものがお秀の遣口《やりくち》一つでどう変化して行くか分....
「道草」より 著者:夏目漱石
少にて勤向《つとめむき》相成りがたく当方《とうかた》へ引き取り五カ年間養育致|候
縁合《そろえんあい》を以てと」 細君の読み上げる文章は、まるで旧幕時代の町人が....
「松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
がない、まア兎も角もお話しなさい」 蘭「はい、実は私は三年跡粥河圖書方へ余儀ない
縁合で嫁付きまして何不足ない身の上で、昨年九月|頃から、夫は鎌倉道の竹ヶ崎の南山....
「塩原多助一代記」より 著者:三遊亭円朝
居ります中に角右衞門の女房が歿かりましたが、角右衞門も未だ老朽る年でもなく、殊に
縁合になっているおかめさん、多助さんにも叔母さんに当るそうだから、これを後添に直....