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縁戚
「縁戚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
縁戚の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
の労苦の中に得た程の楽は、中々再びし難いかも知れぬ。
九月廿六日。霽。
翁の
縁戚の青年君塚貢君の案内で、親子三人|※別川の其れより三四度も低いそうな。人跡到....
「生前身後の事」より 著者:中里介山
友系ではあり得ない、先代楠本正敏男が改進系であり、その後の社長も蘆高朗氏も三菱と
縁戚関係があり、今の主筆田川氏は大隈系の秀才であり、田川主筆の次席大谷誠夫君は一....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
区役所の戸籍の係りからの返書で、料亭カネ万の女将はヤッコの抱え主の小勝と五親等の
縁戚に当っておって、小勝も抱えのヤッコもカネ万とはジッコンにつきあっておりますよ....
「岡ふぐ談」より 著者:佐藤垢石
ヨハネは、蝗と野の蜜蜂を常食にしていたという記録がある。してみると、ヨハネも狐の
縁戚に当たるかも知れないが、私の隣の家で飼っている猫は、素敵に蝗が好きで毎年秋が....