縞笹[語句情報] »
縞笹
「縞笹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
縞笹の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「丹下左膳」より 著者:林不忘
のかげから二つの顔がのぞいていた。
雨をはらんだ夜空は低かった。
窓の下の
縞笹《しまざさ》にバラバラと夜露のこぼれるのが、気のせいか雨の音のように聞こえる....
「河伯令嬢」より 著者:泉鏡花
、地境に茱萸の樹の赤くぽつぽつ色づいた下を。それでも小砂利を敷いた壺の広い中に、
縞笹がきれいらしく、すいすいと藺が伸びて、その真青な蔭に、昼見る蛍の朱の映るのは....