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縦断面
「縦断面〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
縦断面の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
単な円錐形または紡錘形となる代わりに、どうかすると、表面に週期的の皺を生じ、その
縦断面の輪郭が波形となることがある。この原因についてもあまりよく知る人がないよう....
「不尽の高根」より 著者:小島烏水
せにたち割った絶壁の斜面に、墜石崩石は、ざっくばらんにほうりだされている。絶壁の
縦断面には、灰青色の熔岩を見ないでもないが、上を被覆するゴロタ石のために、底の岩....
「名人地獄」より 著者:国枝史郎
」というと侍は、またも懐中へ手を入れたが、取り出したのは精妙を極めた、同じ船体の
縦断面であった。 「さあここだ、なんというな?」 航と呼ばれる敷木の上へ、ピッ....
「上海」より 著者:横光利一
組長会議を突破し、主任会議を突き抜け、部長会議を粉砕して重役会議にまで馳け上った
縦断面を、頭に描いた。工人たちの要求は、その重役会議で否決された。外部の総工会が....