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「縫工〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

縫工の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宇宙尖兵」より 著者:海野十三
婦人も乗っているのですね」 「そうです。目下判明しているのは二人だけです。一人は縫工員のベルガア夫人で、これは妊娠九ヶ月、もう一人は宣伝長イレネ女史で同じく四ヶ....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
崎の近くにある居酒屋に集まるのだと、一般に思われていた。モンデトゥール街にある裁縫工救済会の幹部たるオー……とかいう男が、その首領らとサン・タントアーヌ郭外との....
永遠のみどり」より 著者:原民喜
道路がまる見えだったが、今は黒い木塀《きべい》がめぐらされている。表通りに小さな縫工場が建ったので、この家も少し奥まった感じになった。が、焼ける前の昔の面影を偲....
壊滅の序曲」より 著者:原民喜
のびた、げっそりするような声であった。 森製作所では六十名ばかりの女子学徒が、縫工場の方へやって来ることになっていた。学徒受入式の準備で、清二は張切っていたし....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ると言ってラサル樹に留まって休んだとある。 ドイツにこれに似た話があって矮身の縫工が布一片を揮《ふる》うて蠅七疋を打ち殺し自分ほどの勇士世間にあらじと自賛し天....
衣服と婦人の生活」より 著者:宮本百合子
があった。この小説の作家、マルグリットはパリのつつましい一人の裁縫師であった。裁縫工場に勤めて働いている裁縫女工ではなくて、個人から小さい註文を受け取って働くお....
「インガ」」より 著者:宮本百合子
一 インガ・リーゼルは三十歳である。 彼女は知識階級出の党員で、今は裁縫工場の管理者として働いている。大柄な器量よしで、彼女の眼や唇は彼女の精力的な熱....
私本太平記」より 著者:吉川英治
」 急に、彼は、“虫干幕”の外へ足をはこび始めた。 そこらの莚には、弓師、皮縫工、飾師などが手入れ仕事に他念もない。で、他聞を避けるお心だろう。爺の左近はそ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
には鍛冶のふいごや鎚音もしていた。床場の内では、弓の弦師、具足の修理、くさずりの縫工、研師、塗師、革裁ち、柄巻き、あらゆる部門の職人が見える。そして大きな切炉の....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
ある。 じっさいには、木曾の娘子軍というものは、粮食の運搬、炊事、死傷の看護、縫工などの面で、ずいぶん軍務を扶けていたのではないかと思われる。 「木曾家伝」に....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
と、それは非常に古い伝統を持っている一種の護身術で、漢土から帰化した織部の機女や縫工女たちが、戯れにしていた技法が進んで、武術にまで利用されるようになり、独立し....