» 縲絏

「縲絏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

縲絏の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
聖書の読方」より 著者:内村鑑三
めらる、此世に於て迫害らるる者は彼世に於て賞誉らる、「或人は嬉笑をうけ、鞭打れ、縲絏と囹圄の苦を受け、石にて撃れ、鋸にてひかれ、火にて焚れ、刃にて殺され、棉羊と....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
ために一方ならぬ骨を折ってくれたツァ・ルンバ及びセラ大学における教師、保証人らが縲絏の苦を受けて居るということを聞いては、私は枕を高うして寝ることが出来ない程苦....
ジーキル博士とハイド氏の怪事件」より 著者:佐々木直次郎
なる地震おこりて、牢舎の基ふるい動き、その戸たちどころに皆ひらけ、すべての囚人の縲絏《なわめ》とけたり、」と新約聖書使徒行伝第十六章第二十五―六節に記されている....
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝」より 著者:三遊亭円朝
って腹を切んなすったかえ」 丈「さゝ人を殺し多くの金を奪い取った重罪の春見丈助、縲絏に掛っては、只今は廃刀の世なれども是まで捨てぬ刀の手前、申訳のため切腹しまし....
妾の半生涯」より 著者:福田英子
しん》を買う、何たる烏滸《おこ》の白徒《しれもの》ぞ。宜《むべ》なる哉《かな》、縲絏《るいせつ》の辱《はずかし》めを受けて獄中にあるや、同志よりは背徳者として擯....