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績麻
「績麻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
績麻の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運」より 著者:芥川竜之介
人は手に宿への土産《みやげ》らしい桜の枝を持っていた。
「今、西の市《いち》で、
績麻《うみそ》の※《みせ》を出している女なぞもそうでございますが。」
「だから、....
「蛇性の婬 」より 著者:田中貢太郎
を無理に伴れて往った。そして、何某の院に往き、滝の傍を歩いて往ったところで、髪は
績麻をつかねたような翁が来て、「あやし、この邪神、など人を惑す」と云うと、真女児....
「西航日録」より 著者:井上円了
中、当地の特産は麻布なり。 十万人家工又商、街車如織往来忙、煙筒林立凌雲処、都是
績麻製布場。 (十万の人家は工と商に従う、街車は織るように往き交って忙しい。煙突....