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繋累
「繋累〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
繋累の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「琵琶伝」より 著者:泉鏡花
るとて、親戚父兄の心を察し、一日の出営を許されたるにぞ、渠は父母無き孤児の、他に
繋累とてはあらざれども、児として幼少より養育されて、母とも思う叔母に会して、永き....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
わざと種々の放埓《ほうらつ》に兄を怒らせて、こうして実家《いえ》へもよりつかずに
繋累《けいるい》を断った栄三郎ではないか。
律気《りちぎ》な兄者人はどんなに怒....