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繰形
「繰形〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
繰形の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「シナーニ書店のベンチ」より 著者:宮本百合子
めかけた。 棧敷《ボックス》の内張も暗紅色、幾百の座席も暗紅色。その上すべての
繰形《モールディング》に金が塗ってあるからけばけばしい、重いバルコニーの迫持《せ....
「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」より 著者:佐々木直次郎
り込んで戸の鏡板でマッチを擦り、子供たちは踏段の上で店を張って遊び、学校の生徒は
繰形《くりがた》でナイフの切味を験《ため》したりした。そしてもう三十年近くの間、....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
構な打紐を解いて、ズーッとこき出すと、鞘は別に念の入れようは有りません絽色で、丸
繰形身入れ白に成っており、淵頭に赤銅七子で金の二疋の狂い獅子、目貫は横谷宗※の一....