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繿
「繿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
繿の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「笑う唖女」より 著者:夢野久作
いとする一生懸命さに、片手で色々な手真似をしいしい、線香花火のように暴れ出した。
繿縷布片《ぼろきれ》の腰巻が脱け落ちそうになったまま叫び続けた。 「アワアワアワ....
「李陵」より 著者:中島敦
ないが、どうかした拍子《ひょうし》にひょいとそういうものの感じられることがある。
繿縷《ぼろ》をまとうた蘇武の目の中に、ときとして浮かぶかすかな憐愍《れんびん》の....
「寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
の幸吉(菊五郎)人来鳥のお歌(栄三郎)で、この興行には団十郎も出勤し、中幕の上「
繿縷錦」大晏寺堤は団十郎の春藤次郎右衛門、左団次の嘉村宇田右衛門、菊五郎の高市武....