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「罪責〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

罪責の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
。斉黄の輩の為さんとするところ是の如くなれば、燕王等手を袖にし息を屏くるも亦削奪罪責を免かれざらんとす。太祖の血を承けて、英雄傑特の気象あるもの、いずくんぞ俛首....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
てその結果を学界に公表する名誉を自分のものにすると同時に、そうした非人道に関する罪責の一切合財を、相手の頸部に捲き付けるべく、一心不乱に爪牙を磨ぎ澄ましている二....
嘘の効用」より 著者:末弘厳太郎
もののように思われます。例えば、ローマのごときでも、奇形児を殺した母をして殺人の罪責を免れしめるがために、裁判官はしばしば monstrum の法理を応用したと....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
労は大きいが、それでも一方には、物の容易に砕けることを学ばしめた難は有る。木綿の罪責に至っては或いはそれよりもいささか重かった。第一に彼はこの世の塵を多くしてい....