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「罷む〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
。五月、呉傑、平安、兵を発して北平の糧道を断つ。燕王、指揮武勝を遣りて、朝廷兵を罷むるを許したまいて、而して糧を絶ち北を攻めしめたもうは、前詔と背馳すと奏す。帝....
」より 著者:徳田秋声
り着いていきんだ。そのたんびに顔が真赤に充血して、額から脂汗がにじみ出た。いきみ罷むと、せいせい肩で息をして、術なげに手をもじもじさせていた。そして時々頭を抬げ....
現代小説展望」より 著者:豊島与志雄
た手に取着いていきんだ。その度に顔が真赤に充血して額から脂汁が入染み出た。いきみ罷むと、せいせい肩で息をして、術なげに手をもじもじさせていた。そして時々頭を抬げ....