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羅城
「羅城〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
羅城の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
したが、この日は改まって申すまでもなく、釈尊がインド迦毘羅国《かびらこく》の迦毘
羅城にご生誕なさった甘茶仏の当日なので、事件は伝六がしびれをきらしているようにな....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
ている、その辺から掘り出す物を見ますると、たいていインドの舎衛城であるとか、迦毘
羅城であるとか、インドの名前が付いている。交趾シナあたりでは臨邑が一番北にありま....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
り、わが身はそうした濃い緑のけぶるような中を行くのである。) 行尽湖西幾駅亭、保
羅城畔客車停、朝来暑気如、雷雨一過天地青。 (湖の西にあるいくつかの駅を行きすぎ....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
たちの胸の窓にさした月影であります。 さて、今から二千五百年の昔、中印度、迦毘
羅城に、釈迦族の王子として生れ、現実の悲哀を観じ、二十九歳にして出家せられ、六年....